アホをこじらせて来秋まで寝込めばいい。


本書中では「夏」までだったので、タイトルは秋にしてみました。

タイムリーで良き良きです。


今回ご紹介する本は、今話題の書。

「革命のファンファーレ」著:西野亮廣


「えんとつ町のプペル」を発表した際に、

「嬉々として、叩いていた皆様へ。おかげさまで準備は整ったので、今から、やり返しに行きます。」という言葉をブログに載せていました。


個人的には、この言葉は好きではなく、本書内でも正鵠を射ったような言葉遣いは好感が持てませんでした。仮にそれが的を得ていたとしてもです。

もちろん、著者自身好感なんてものは気にしていないと思いますが、本書内の文章は稚拙で、やっていることが卓越しているだけあって残念です。


例えば小山薫堂氏が「覚悟してこの本を読む」と言っているのであれば、一人のイノベーターとして弁える言葉遣いや表現が必須だと思います。


一方で、書かれていることは共感することばかり、同じ道を辿ることはないですし、

同じ道は辿るべきではないと思いますが、自分なりの成功のメソットを導き出そうと思いました。

それこそ肩書きがいくつもあっていい時代、人が正当に評価される時代、好きなことができる時代です。

おそらく著者のような自分の成功の道のりが挑戦した人の数だけあっていいと思います。

特に、これから社会の海原へ出る同世代の僕らは。


内容に関していうと、藤田社長の言う「未来のデザインする者」という表現は確信を得ていました。

自己啓発書なのかと思うほど、著者の成功への道のりが書かれていましたが、その後、中盤から本の売り方やクラウドファンディング、絵本が流行した仕掛けについて書かれていた。終盤には新規のビジネスの提案が書かれてあり最後まで退屈することなく読めました。


ただ上述したように言葉遣いや言い回し、時折混ざる冗談が面白くなく、集中がプツプツと切れること、本の世界から現実に一気に引きずり出された感覚になりました。

それも著者の狙いならそれは驚きますが、さすがにそれは違うと思います。


本書で最も共感を得たのは

・これからは信頼を稼ぐ時代

・努力量が足りていない努力は努力じゃない


この2点は今後、取り入れていこうと思いました。

後者の方は、これまでも同じ思いを持っています。


若干批判的に書きましたが、今自分が考えている事業に関して、著者に話したいと思いました。

そのため、具体的なアクションに落とし込んで対話の機会を設けようと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました!

革命のファンファーレおすすめです。






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