カエル？🐸

お久しぶりです！

一週間で３回更新を目標にしていたのですが、大学の再開や各地を転々としていて更新ができませんでした。

今回はビジネス書でもなければ自己啓発の本でもありません。

百田尚樹の「カエルの楽園」です。

自分自身、百田尚樹氏を知ったのが最近です。皆さんも戦後の出光を題材とした「海賊と呼ばれた男」が代表作として頭の中にはあると思います。

が、今回はカエルの住む楽園のお話です。

これから始まる文章、少し中だるみして退屈に感じるかもしれませんが、最後まで読んでいただけると幸いです。

せっかちな方は先に下から読んでも構いません！

もちろん、ゴリゴリにネタバレなので先に本を読んでみるのもオススメです。

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自分の国で、平和に暮らしていたカエル、主人公のソクラテスは凶暴なカエルに国を襲撃され、平和な国を求めて旅に出ます。

最初は多くの仲間を引く連れて旅に出ますが、いく先々で危険な目に合い多くの仲間を失います。

最終的に残ったのは主人公のソクラテスとロベルトの二匹だけでした。しかし、その二人が行き着いた国は、食料も豊富で穏やかなカエルが住む文字通り理想の国でした。

その国の名前は「ナパージュ」

平和の秘訣はたった二つ、「三戒」というルールと「謝りソング」という過去の過ちを謝罪する歌のみです。

この二つを守るだけで平和であると、ナパージュの民は言います。

ロベルトは怪我をしていたので、二人は休憩がてらナパージュの国の平和の秘訣を探り、自国へ持ち帰ることにしました。

そうして国を散策するうちに様々な人と出会い、様々なことが起きます。

スチームボードという、この国を守る巨大なワシや、デイブレイクという国一番の物知り。

ハンニバル兄弟という屈強な肉体を持つカエルなど。

彼らの話を聞いているうちに主人公のソクラテスは「三戒」がこの国の平和を守っているのか俄かには信じられなくなりました。

そうしているうちに、隣国の凶暴なウシガエルがナパージュの国を出入りするようになりました。それを脅威に感じたハンニバルは「三戒」を撤廃し、ウシガエルと話し合いで解決ができない場合は戦うことを提案しました。

しかし、国一番の物知りデイブレイクは「三戒」を信じて止まず、それに歯向うハンニバル兄弟を処刑、または腕をちぎるなり、潰すなりして戦えない状態にしてしまいます。

日に日にウシガエルはナパージュの国を占領するようになり、ある日、ナパージュの民がウシガエルによって食べられてしまいました。

それでもデイブレイクは頑なに話し合いを提案し、議会を取りまとめる元老たちも三戒の撤廃には応じません。

「三戒」さえあれば国は平和であると信じていたナパージュの民は置かれている現状を不安に感じます。

そうして、最終的にナパージュの国は…

どうなったんでしょうか！！

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「カエルの楽園」は予言書とも言われています。

なぜカエルの世界が予言書なのか疑問に思うかと思います。

でもこのナパージュの国、英語で書くとNAPAJと表記します。

これを反対にすると…！

その国を取り巻く環境が忠実に書かれていると思いますし、その情勢を改めて振り返るためにも、またとても読みやすいので、普段あまり本を読まない方にもオススメです！

更新久しぶりになり申し訳ありません！

それではまた〜！